| 内容 | ●戦争のプロはロジスティクスを語り、戦争の素人は戦略を語る。 ロジスティクスは軍隊の「ライフライン」である。メディアでは最前線の戦いの場面ばかりが話題にされ、遠隔地に軍隊を移動させ、兵士に糧食や水を提供し、必要な武器および弾薬を運搬するという、戦いの基盤となるロジスティクスの側面はほとんど注目されない。だが、ロジスティクスが機能不全に陥れば、世界最強のアメリカ軍といえどもほとんど戦えないのである。本書は、第一級の軍事戦略研究者が、シュリーフェン計画、ロンメルの戦い、ノルマンディ上陸作戦、湾岸戦争、テロとの戦い、ウクライナ戦争などを題材に、ロジスティクスの重要性について明快に解説。 第1講 軍事ロジスティクスへの誘い 第2講 軍事ロジスティクスとは何か 第3講 世界戦争史の中の軍事ロジスティクス 第4講 中世以降ヨーロッパ戦争史と軍事ロジスティクスの変容 第5講 「シュリーフェン計画」とロジスティクス軽視 第6講 「砂漠の狐」ロンメルとロジスティクス 第7講 ノルマンディ上陸作戦とその後のロジスティクス 第8講 パットン vs. モントゴメリーーー戦争指導を手掛かりにして 第9講 湾岸戦争とコンテナの有用性 第10講 「テロとの戦い」の時代におけるロジスティクス 第11講 水陸両用作戦のロジスティクス 第12講 「アメリカ流の戦争方法」とロジスティクス 第13講 ウクライナ戦争緒戦のロシア軍のロジスティクス 第14講 軍事ロジスティクスの将来を考える |
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| 著者 | 石津,朋之,1962- |
| 出版日 | 202402 |
| 出版社 | 日経BPマーケティング |
| ISBN-13 | 9784296119059 |
| データ提供元 | openBD, 楽天 |
| 価格 | 2,640 詳細はこちら |
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| レビュー平均 | 3.67 |
| レビュー件数 | 5 |