『実践TypeScript : BFFとNext.js&Nuxt.jsの型定義』は、TypeScriptの型システムを深く学びたいNuxt.js初心者にぴったりの一冊です。型定義は単なる文法以上のもので、開発者としての力量を大いに試される分野です。本書では、まずTypeScriptの基本から最新機能をしっかり学び、その上で人気フレームワーク「Next.js」と「Nuxt.js」における実践的な型定義の活用方法を探求します。 特に、Nuxt.js初心者にとっては、フレームワークを深く理解するための足掛かりとして非常に有用です。各章は段階的に難易度が上がる構成なので、学びやすくなっており、難しい部分では索引を使って戻りながら読み進めていける配慮もされています。型安全を実現することで、アプリケーションの品質を高めることができ、結果としてスピーディーで信頼性の高いサービスを開発できる力を身につけられます。 あなたのTypeScriptスキルを次のレベルに引き上げたいなら、この本を手に取って、新たな挑戦の一歩を踏み出してみてください。
内容 | 本書は、TypeScriptの「型システム」に関する知識を体系的に学ぶための一冊です。TypeScriptやJavaScriptで、ある程度のアプリケーションを作った経験がある人を対象としているため、アプリケーション構築に必要なノウハウなどは提供していません。TypeScriptの型システムにフォーカスし、その基礎からフレームワークと連携した活用方法まで、より深く解説しています。 本書を読めば「TypeScriptは、スピーディーに品質の高いサービスを開発する上では欠かせない最高のパートナー」だということがわかるはずです。よいライブラリを使えば自動的によいアプリケーションが作れるわけではないように、型定義も個人の力量とアイディアが重要です。本書は、そういった「型定義」のスキルアップを目指すには最適の一冊です。 第1部「導入編」では、TypeScriptの型システムの基本的な仕様に基づいて学びます。TypeScriptの型システムは、リリースごとにさまざまな機能が追加されています。ここでは、近年追加された機能により、大幅に広がった型定義の表現力を紹介しています。 第1章と第2章では、開発環境の設定とTypeScriptの基本的な用語を学びます。第3章から6章では、型推論・型安全・型の互換性や結合、そして高度な型など、「TypeScriptの型システム」を体系的に深く解説しています。 第2部「実践編」では、第1部で身に付けた型システムの基礎知識をもとに、「Next.js」「Nuxt.js」という特定のフレームワークにフォーカスしています。2019年現在の人気のフレームワークを通じてTypeScriptを学ぶということは、今後のTypeScriptプログラミングにおいて、必要な基礎知識となります。フレームワークの一部のAPI知識が古くなったとしても、それらを支える型定義の知識は揺らぎのないものです。また、「Next.jsとNuxt.jsのどちらかにしか興味がない」あるいは「どちらかだけを使っている」のであれば、これを機に他方のフレームワークにも挑戦してみるとよいでしょう。 なお、第2部の各章は、それぞれ3節立てで構成されており、1節から3節まで段階的に難易度が上がっていくようになっています。TypeScriptの経験が浅い場合、順番に読み進めてしまうと、難しいと感じるかもしれません。わからない単語が出てきたら、索引などを活用して第1部の当該部分に戻り、振り返りつつ進めるとよいでしょう。 |
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著者 | 吉井,健文 |
出版日 | 201906 |
出版社 | マイナビ出版 |
ISBN-13 | 9784839969370 |
データ提供元 | openBD, 楽天 |
価格 | 3,795 詳細はこちら |
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