Kubernetes on AWSを使った本番環境構築のための入門は、特にアプリケーションエンジニアにとって非常に魅力的です。Nginxは、軽量かつ高性能なWebサーバーであり、Kubernetes環境においても重要な役割を果たします。 まず、KubernetesとAWSの組み合わせにより、スケーラブルなアプリケーションデプロイが可能となります。Nginxを使うことで、リバースプロキシとしての機能を活かし、トラフィック管理や負荷分散を効率的に行えます。これにより、ユーザーに対して高い可用性と信頼性を提供することができます。 初学者でも、Nginxを使ったKubernetesの基本的な設定を学ぶことで、実際の本番環境における運用に即応用できるスキルを身につけられます。公式ドキュメントや多くのオンラインリソースを利用し、コミュニティのサポートを受けながら、少しずつ自分の知識を深めていく姿勢が大切です。 本書では、Kubernetesを通じた本番環境でのNginxの設計・構築方法を詳しく解説しています。これを機に、KubernetesとNginxを理解し、モダンなアプリケーション開発の世界に踏み出してみませんか?あなたの学びが、次の優れたアプリケーションを生む力となることでしょう。
内容 | KubernetesonAWSで 従来のアプリケーション稼働環境がシンプルに!! 本書は アプリケーションエンジニアの視点で、Kubernetes の 基本的な使い方を解説します。AWS(Amazon Web Services)で利用可能なKubernetes のマネージドサービ スであるAmazon EKS(Amazon Elastic Kubernetes Service)を使って、本番環境を維持運営できる手順を丁 寧に解説するKubernetesの入門書です。 第1章 コンテナ技術の普及とKubernetes 1-1 コンテナとは 1-2 Docker とは 1-3 Kubernetes とは 1-4 Amazon EKS とは 第2章 Kubernetes 環境の構築とサンプルアプリケーションのデプロイ 2-1 サンプルアプリケーションの概要とAWS の基本 2-2 EKS クラスター構築 2-3 データベースのセットアップ 2-4 API アプリケーションのビルドとデプロイ 2-5 フロントエンドアプリケーションのビルドとデプロイ 2-6 バッチアプリケーションのビルドとデプロイ 2-7 サンプルアプリケーション環境の破棄 第3章 Kubernetes でアプリケーションを動かす仕組み 3-1 本章の目的と記載内容 3-2 コンテナを動かすためのリソース 3-3 コンテナを公開するためのリソース 3-4 設定情報などを安全に注入する仕組み 3-5 Pod を安全に公開するためのヘルスチェック 3-6 Pod を安全に停止するための考慮 3-7 リソースマネジメント 第4章 本番運用に向けた考慮 4-1 モニタリング、監視<.BR> 4-2 ログの管理・運用 4-3 オートスケーリング 4-4 セキュリティ 4-5 マニフェスト管理、CI/CD 4-6 バージョン管理 4-7 Fargate について 4-8 Kubernetes を支えるエコシステム 付録 C O L U M N AWS がマネージドKubernetes サービスを提供する理由 サンプルアプリケーションでCloudFormation によって構築するリソース Deployment の更新とロールバック ロードバランサーでHTTPS をサポートする Pod にボリュームをマウントする!? Kubernetes マニフェストと公式ドキュメントについて IAM ロールをPod ごとに個別に指定する 可観測性(Observability)の重要性 様々なモニタリング・監視ツール EKS がAWS CLI(aws eks get-token)で認証できる仕組み (あるあるケース)EKS クラスターを作成したけど、認証が通らない アプリケーションや環境ごとにクラスターは分けるべき<? BR> Secret などの機密情報をGitOps で管理する工夫 バージョンアップ戦略を考える |
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著者 | 会澤,康二 佐藤,和彦,pub.2020 |
出版日 | 202003 |
出版社 | リックテレコム |
ISBN-13 | 9784865942354 |
データ提供元 | openBD, 楽天 |
価格 | 3,960 詳細はこちら |
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